オススメしてもらったところ全部探して食べていく大阪食い倒れ旅:PART1
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ドアインザフェイク

おひさしぶりです@@@です。

60日ぶりに休みを頂きました。
もともと1カ月に1日休みをくれるという約束だったのですがここ2カ月ほどまともに休みを貰えなかったため暴動が起きる寸前でした。「1カ月に1日の休み」の時点で22年間地上で責務を全うしてきた僕からしたら頭の中に疑問文を作らなければ教育を受けてきた意味がないと皆様に思われても仕方がないのかもしれません。しかしその後2年の海上生活においてすっかり僕の脳みそは船の揺れとともにかき混ぜられたせいか、地上で生きる術をなくしたカッパ達とともに「1カ月に1日の休みをよこせ!!」「1カ月に1日の休みをよこせ!!」としきりに訴え、見事社会の「ドアインザフェイク」に騙され小さな要求を受け入れてしまうのでした。2カ月も休みがないよりは月に1日でいいからくれぇと知能指数の低い僕らは「ないよりはまし」の精神で日々を生きていき、現状を打破することもなく社会のマリオネットになるのです。月1でもおかしいだろに、、、。

そんなこんなで唯一得られた今回の休み。「へっへっへ今日休ませればあと2カ月は働かせることができる」との彼らの思惑にもきづかず、ウキウキな気分でmoumoonの「SunshineGirl」を口ずさみながら歩いている僕ですがどうにもやることが見つかりません。生涯仕事に生きてきた人間が定年後何もすることがなくて困っているという話を聞いたことがあります。松ノ浜という見知らぬ土地で休日を余儀なくされた僕は彼らの言葉をやっと理解しました。

OKフォロワーなんかいい場所探して

こういう時にTwitterって便利ですよね。

「オッケーフォロワーなんかいい場所探して」

日ごろから感謝してもしきれないほどよくしてもらってるフォロワーさんたちに何のためらいもなく質問する僕。「ggrks」とは僕のような人間に与えるべき教訓なのでしょうか。高校生の頃、始業式1カ月で「出席日数が足りない」と教師に言われました。その後遅刻の反省文として「日本国憲法を全文書くまでこの部屋から出さない」と特別指導室に隔離されたこともあります。その時はさまざまな要因が重なりあまりのめんどくささに退学を選んだのですがこの時「日本国憲法」ではなく「ggrks」と100万回書きなさいだったらまた僕の人生も変わっていたのかなと思います。売国奴の僕には国に媚びるより、自分の力で調べ生きていく力をつけていく必要があると感じました。彼らは教師失格です。

話はそれましたが慣れって怖いもので一般人がこのような他力本願なツイートをしたら「自分で調べろ」「すぐ人に聞くなんて碌な奴じゃない」「あれ臭くない?」「風呂入れ」と罵詈雑言、冷嘲熱罵でリプ欄が電車に乗るインド人のように埋め尽くされているはずなのですが、如何せん日ごろの行いが悪いおかげで普通のツイートをしただけで「あれ?@@@さんなんか今日いい子じゃん。教えてあげよ」と善良なるフォロワーさんを見事だますことに成功しました。「ドアインザフェイク」すごい。

もはや「ドアインザフェイク」とは何かわからないまま適当に使ってますが、
グルメで趣味狂いのフォロワーさんたちのおかげでお店を教えてもらった僕。
たしかに「おいしいお店、面白いところ」といったのに紹介してくれるのはどこも「おいしいお店」ばかり。面白いとこは?と言いたげな僕。「人は日に 米は三合 畳は一畳あれば十分」と前田慶次に教わり育ってきた昨日までの自分を振り返ります。

「いけるか?僕」

「頑張るよ。僕」

ということで僕の中の千年パズルのピースがはまったので急きょ開催しました。

「オススメしてもらったところ全部探して食べていく大阪食い倒れ旅」

始まりです。

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初夜「淡紅色のフリスビー」

「ネギトロ丼」といったら何を思い浮かべるだろうか?銀色の酢飯にこれでもかと盛るネギトロ。
さっぱりとした赤身ととろけるような脂身が‭絶大なバランスで楽しめるネギトロ。とろろや、オクラ、ひきわり納豆とまぜる「ねばねば爆弾丼」なんてのもいいかもしれない。上からわさび醤油を垂らして一気にかっ込みたい。そんなネギトロ丼を想像するだろうか?

否、真のネギトロ丼は違う。

真のネギトロ丼とは何か?と皆様に享受すべく私はとある場所へ向かった。

すき家である。

百聞一見にしかず。真のネギトロ丼を語るには言葉よりもその姿を見てもらったほうがいい。店内に入店し有無を言わさずネギトロ丼(正式名称:まぐろたたき丼)を注文。注文後30秒で出てくるのもいい点だ。待ってる間店内を見渡すとなんと今はサーモン丼フェアをやっているではないかこっちのほうがよかったかなと考える隙もなく頼んでいたものが来た。他人に思考させない速さで来る。
悩み事で頭がいっぱいな時はぜひすき家にいって「まぐろたたき丼」と頼んでほしい。君の考え事なんて30秒で消し去ってくれる。

そしてこちらが頼んででてきたまぐろたたき丼だ。

 

円盤のように丸く遠くまで飛んでいきそうな特徴的な見た目から、一部のマニアの間で「フリスビー丼」と親しまれているすき家のまぐろたたき丼、もといフリスビー丼が今日まで世に認められるために様々な出来事があったといわれている。そのなかで最も有名なのが「メニューと現実の差問題」である。すき家のフリスビー丼が登場した日、世界は湧き上がった。牛丼チェーンがついにネギトロに手を出すとは、、牛と魚、今まで水と油の関係であったこの二つが手を取り合った。このままでは大手ファミレスチェーン店、はたまたコンビニエンスストアまでもがつぶされかねない事態に業界人たちの心は激震した。牛丼⇔ネギトロ、互いに不干渉条約を結んだかと思われていた矢先に大きなニュースだった。

われわれはすき家に走った。1989年11月9日ベルリンの壁が崩壊されたときを思い出させる。
東西に分かれていたこの牛丼とネギトロがやっと一つになった。壁によって故郷に帰ることができなくなってしまった刻み海苔や大葉たちもまた、久しぶりに合えた牛肉たちとの時間をかみしめることができた。そして我々牛丼の民は口に出すだけで射殺されると恐れられていたあのセリフをもう一度いうことができた。

「まぐろたたき丼ください」

もし神がいるとすれば今日という日になんとお礼を申したらいいのだろうか。
アーメンハレルヤピーナッツバターそんな気分で人々はネギトロ丼を待った。30秒。

そして出てきたのがこれである。

 

我々は激怒した。
川に投げたら6回はジャンプしそうなぐらいに丸くて平面の形状をしている目の前の淡紅色の物体に脳みそのキャパはとっくに超えていた。もう一度メニューを見直してみる。

 

 

たしかに注文メニューは間違っていない。しかしいざ注文して出てきたまぐろたたき丼は解凍したものをほぐさずに出してきた形をしている。決して見間違いなどではない。人々はただちに連絡を取り合った。その結果以下のようなことが分かったという。
・どの店でも形状に差はなく、丸くてフリスビーのような形をしている。
・メニュー上ではほぐされている。
この事実に公式は「オペレーション上難しいのと、衛生面上ほぐすよりそのままのほうがいい」と回答した。そうなってしまっては我々にできることなど何もない。ただ目の前の淡紅色の円盤を食すのみ。時がたつにつれて「見た目はあれだけどおいしい」「安いしコスパ最強」「水みたいに飲める」との声も聞こえてて我々は今の現状から前を歩いて進みだそうとした時だった。

「まぐろたたき丼改善します」

クレームが続いたのが原因か、やはりあの見た目では食欲がわかない人もいる。確かに前を向いて進み始めた人たちもいるがそれは少数派。料理は見た目からともいうし、やはり解凍したネギトロをすこしほぐすだけでも全然違う。さぁ一体どんな改良を施したのだろう。期待に胸を膨らましたオーディエンス達にすき家は改良したまぐろたたき丼をお披露目する。

 

「いやメニューかい!!!改良したのメニューかい!!」

この時ばかりは全員が同じツッコミをした自信がある。

なんとすき家はメニューを実物にあわせるという対応策を提示してきた。度肝を抜かれた我々はもはや笑うしかなかった。このような歴史背景のおかげで現在もなおこうした形で提供されているすき家のまぐろたたき丼。今ではすっかり「フリスビー丼」の名称で愛されている。この旅の景気づけとして普段は特盛(フリスビー二枚)を頼むところだったが、これから始まる地獄を本能が察知したのか並盛を頼ませていただいた。
酢飯が二日炊飯器に放置したお米みたいに硬かった点を除いて安定のうまさでした。もしこの世で円周率を解き明かすものがいるとするならそれはおそらくこのまぐろたたき丼を食べている最中であろうと思えるほど、満月のように綺麗な形をしているまぐろたたき丼。機会があったら是非皆様もご賞味ください。

一食目「完」



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