ヨダレ女

おひさしぶりです。@@@です。
毎度毎度更新するたびにお久しぶりですで始まる僕はついに月一更新というお給与のような頻度の更新になってしまいました。お給与のように毎月楽しみにしている人がいるのかは定かではありませんが僕自身の意見としては僕のブロブよりお給与が待ち遠しいです早く来ないかなお給与。お給与LOVE。

そのうち健康診断の頻度で更新することになりそうな当ブログ。
なぜこのような更新頻度になってしまったのかと説明いたしますと

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ブログネタがない

9月から一社会人として切磋琢磨社会の歯車として働いている僕ですが、毎日同じ時間に出社して、毎日同じ時間に帰宅して毎日同じ時間に寝るという生活をしているせいで目新しい出来事と出会える頻度がめっきりぽっきり減ってしまいました。
そんな現状をどうにか脱却しようとここ最近は、寝坊して遅刻しては帰りにラーメンを食べに行き、夜遅くまでゲームをし、三階級防衛しようと頑張っています。

それでも電車の中でふと考えるブログネタはどれも製作期間3年と二か月を有するようなネタばかりでとても実行にうつせる元気がありません。かといって日記のようなブログを書こうにもこう毎日平々凡々な生活をしている僕では、「行きつけのカフェの店員絶対僕のこと好き」「研修先の前の席の子絶対僕のこと好き」「片栗粉でローション作ったらちんちん火傷した話」とどれもその辺のこてこて恋愛漫画みたいなブログしか書くネタがありません。

そんなんじゃ読者の皆様を楽しませることはできない。

読者の皆様が求めているのはもっと世紀末的で北斗の拳にでてくるような荒れ狂いヒャッハーしたようなブログだ。人の恋愛体験なんて興味がない。恋愛ブログなんてクソメガネとクソネコにやらせとけばいい。世の中には適材適所という言葉がある。そうに違いない。そう思い今回は僕の元カノの話をしようと思います(は?)。

僕の元カノといえば皆様誰を思い浮かべますか?

正解です。

エンプーサです。

しかし彼女は僕が今のように恋愛specialist platinumと呼ばれる前、
たとえるならボブ・サップになる前のボビーオロゴンみたいな時の話です。

螺旋丸を覚える前のナルトのように、
ギア2を覚える前のルフィのように、
卍解を覚える前の黒崎一護のように、

簡単に言えばボブ・サップになるまえのボビーオロゴンのように未熟なときの話です。

そんなボブですが間違えました僕ですが、見事エンプーサを討伐したおかげでレベルもすくすく育ち、いざムドーの城へ旅立つ頃の話をしようと思います。

 

 

ヨダレ女

これは僕が某長野県某軽井沢で働いていた時の話です、どうして働いていたのか、いつ働いていたのかはプライバシーのため伏せさせていただきます。

僕が働いていたのはいわゆる「リゾートバイト」というものでして、
40度を超えるプレハブ小屋でつけているマスクが黒くなるという黄砂も引き返すような劣悪な環境、
加えて子供向け施設の一部ということもあり園内に一日中妖怪ウォッチのBGMがこだまし、
一種の催眠術のように脳内を侵食させられながら飲食店のスタッフとして働いていました。

そんなリゾートバイトと切っても切り離せないもの。
それが「恋愛です」
彼氏彼女なし、いてもお構いなし、恋に植えた男と女が次の出会いを求めさまよいたどりつく場所。
それがリゾートバイト。現代のバチェロレッテ。
過去に海の家でエンプーサとエンカウントした経験から僕は二度と同じ過ちを犯さないようにと心に決め、
ひっそりと誰にも気づかれないように過ごしていました。

リゾートバイト3日目。

「いつも食堂にワインを持ち込みラッパ飲みをしてるヤバイ奴がいる」とひそひそ話している声を聞きながら右手のワインを隠す。
過ちは繰り返すものだ。

右のテーブルでも左のテーブルでも誰がかわいいだ、誰がかっこいいだのくだらない話ばっかり、
「お前らはここに恋をしに来たのか?違うだろ、仕事をしに来たんだろ」と説教したい気持ちをこらえてボトルの封を切る。
お前はここにワインを飲みに来たのか?

そうはいってもこの閉鎖された空間で仕事をする以外にすることといったら恋愛ぐらいしかないんですよね、
君たちの気持ちはよくわかる。僕も若いころはそうだった。
昔の自分を思い返しすこし懐かしい気持ちで周りの声に耳を傾けていると、

「おつかれさまぁ~」

目の前には三日前僕と同じ時期に入った女性がいた。

「うい」

そう一言返しワインを口に運ぶ

リゾートバイトってのは入社日も肝心だ。
見ず知らずの環境において身の危険を感じ、仲間を増やしたい人間の習性。
必然と最初は同じ日に入った人間と固まるのはわかっている。
ある程度人間関係が構築されてきたころ、入学式の時に話しかけてくれた友達のように去っていく。
この女もいつかは僕のもとを離れていくのだろう。
そう思っていると隣にもう一人の女性が座った。

「あっ友達の○○ちゃん。昨日仲良くなった」

コミュ力の化け物か。

入社二日目でそんな仲良くなることあるぅ?
まだ俺のもとから巣立ってなかったんじゃなかったの?
もうさよなら?もうお別れの時間?

いくらなんでも巣立ちの時期が早すぎるし
まだ僕は「ワイン男」として周りのスタッフに不審がられてることを汚名返上していません。
このままでは残りの時間を一人で過ごすことになってしまう。
そんな気持ちを隠しつつ一応挨拶をする。

「どうも」

「こんばんは~☆」

・・・

めっちゃ美人。

全然顔見てなかったけどめっちゃ美人。

それでいて自分の美人さを鼻にかけない話し方。

某沢尻エリカのような「別に、、、」をまったくもって意識させない挨拶。

石原さとみのような美人。

くわえて石原さとみそっくりの声。

僕は恋に落ちた。

 

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以後、彼女をヨダレ女とする。

このヨダレ女について次の日早速リサーチを開始する。
僕より二日前にスタッフとして入ってきたヨダレ女らしい。
男性スタッフの中では「今季一番の美人」として噂され、
さらには常に元気で気取らず豪快に笑うその姿から女性からの人気も高い。

そしてなんとこのヨダレ女、通称ヨダレは7年間彼氏がいない。

どういうことかというと七年前初めて付き合った彼氏にフラれたものの、
いまだにその彼を忘れられない純情っぷりときたもんだ。これは素晴らしい、素晴らしすぎる、
実にエクセレント。こんな物語に出てくるような女性が存在したのか。
ぜひ歴史的文化遺産に登録お願いしたい。

性格のいいイケメンと美女は国が保護し、手厚い待遇を与えるべきだと、
常日頃奥歯を嚙み締め涙を堪え訴えている僕は、
この女性を周りのクソムシ達の見世物するべきではないと思った。

しかし僕はワイン男。
入社3日目から「あいつなんかヤバそうなにおいがするから気を付けたほうがいい。」と最重要注意人物認定されている僕にできることはない。そうであるならば、僕は貝になるしかない。この世界から目を背け、僕は無力だと自分を責め、残りの時間をカラにこもって過ごすしかない。そう誓った。

4日目の夜。食堂。
いつもより僕の周りに人が増える。
理由は明白だ。
今日も前にヨダレが座っているから。
こともあろうに昨晩に続き今夜もヨダレはやってきた。
そしてそのヨダレ目当ての男、ヨダレに近づきおこぼれをもらいたい女たちも集まってくる。
昨日までワイン男と汚物を見る目で見ていたクソムシたちは、
「@@@さんっていつも飲んでますよねぇ」と「見ればわかんだろ魔界に帰れ」と言いたくなるようなつまらない話をふってくる。
何を勘違いしたのかヨダレと僕、仲がいいと思ったのだろう。
どうにかヨダレに近づきたい、でも高値の花過ぎて手が届かない。
であるならば僕を踏み台にして彼女のいるところまで手を伸ばそう。
そんな下心にうんざりしつつ今夜もワインを飲む。

食事が終わっても相変わらず男性陣はヨダレを口説こうと必死にアピールし、ヨダレをほめる。
「ヨダレさん美人ですよね」「いや、めっちゃ惚れました」「連絡先教えていただけませんか?」
すべてのクソムシ達のクソムシな発言にも「うそー本当?うれしい!」と素直に喜ぶヨダレ。育ちの良さが目に見える。
「ヨダレさんどうしてそんな美人なんですか?」「女の私から見てもかわいいです!!」
クソムシ(メス)達もなぜかアピールする。
次はお前がほめる番だと僕を見てくるクソムシ達。こっちみんな。
確かに美人だが、別に本人に直接いったところ何かなるわけでもない。
美人に「あなたは美人だ」というのは、道に落ちたうんこを見つけて「これはうんこだ」というようなもの。
事実確認に他ならない。だから僕は言った。

「本当美人ですよね。ヨダレ飲みたい」

なにかちょっと美人以外のスパイスの効いたビビッとくるようなセリフを言いたかった僕。
しかしすでにワインのボトルも残りわずか。妖怪ウォッチに脳内を侵食されている僕の頭は完全に機能をしていない。

ウォッチ!今何時!

・・・・

いちだいじ~~~~!!

まるで心霊スポットのように冷たくなる空気。

俺は関係ないとそっぽを向くクソムシ達。

今のは空耳だと、、、静かに席を立ちその場を後にする僕。

僕は妖怪だ。

あの場にはいなかった。

皆には見えていなかった。

大丈夫。

何も言ってない。

あゞ荒野。

おやすみ世界。

 

 

 

 

続く



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